エスラインナ

うめきたエリアのグランフロント大阪にて実施された大阪初の自動運転バス試乗会に行って参りました。


おフランスの車「アルマ」

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試乗会はうめきたエリアの閉鎖された公道上で行われました使用された車はフランスNAVIA社のARMA(アルマ)。一台およそ5千万円のお高いバスです。最高速度は約25km程度で今回の試乗会では走行エリアが狭いため全区間約9kmで走行しました。

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前後運転可能な構造ですが、現行の法律では公道上は前後決める必要があるとのこと。例えるならエレベータに近いかと思われます。

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ドアのボタンを押すと扉が開きます。分かりやすく言うと電車の半自動ボタンのようなものです。


車内

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前後で向かい合わせで着席するスタイルの車内。定員7名で折り畳み式椅子も備わっています。ぱっと見て分かる通りハンドルなどの運転機器がどこにもありません。 

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自動運転のほかコントローラ(ゲーム機コントローラー改造?)による手動運転も可能です。そのためにシートベルトが備わった運転席も用意されています。手動による運転操作を見せていただきましたがこちらもスムーズで、まるでゲームやアトラクションに近いものを感じました。

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モニター。もし利用者に周知できれば人のいない停留所を早く発車する指示も可能とのことです。これらのバスは遠隔で監視することが可能でタブレットなどの端末から車内の様子や走行位置などが把握できます。

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今回の試乗会では運行ダイヤが定められており、時刻になるとバスが発車し次のバス停に停車します。扉も自動開閉可能のようですが今回は係による手動開閉です。
発車時に鐘が一回、バス接近時や到着時には複数回鳴り、バスの接近を知らせています。


次はベイエリア

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大阪シティバス一般路線の小型バス日野ポンチョ。赤バスの新車として導入され、赤バス廃止によりたった数年で一般路線に転用されました。

今後ベイエリアで実施される自動運転バスは、既存のバス(日野ポンチョ)に機器を取り付けた車です。公道走行する関係で全区間運転手が乗務します。これは現状運転士無しの無人運転では公道許可が下りないためです。最高速度は不明てすが今回の試乗会よりも速度を出すとのこと。始まったばかりの自動運転バスプロジェクト今後の進展に期待ですね。

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