8月4日からOsakaMetro初の新車、御堂筋線30000系(31系)第10編成が営業運転を開始しました。今回は従来編成からの変更点をご紹介します。
1.オオサカメトロ初の車内防犯カメラ搭載
この編成の特筆すべきことは1号車にOsakaMetro初の車内防犯カメラが試験搭載されていることです。車端部2か所、ドア上左右1か所ずつに防犯カメラが埋め込み設置されています。
その他号車は準備工事のみ施されています。
2.方向幕がナンバリング対応に
従来の31系側面方向幕
方向幕は今回の編成からナンバリング対応になり号車表記が無くなりました。非営業幕も赤からオレンジに変更され視認性が向上しました。
3.マスコンハンドル変更
全駅可動式ホーム柵設置を見据えてツーハンドルからワンハンドルマスコンになった運転台。そのためハンドル訓練試運転が多く行われていました。
4.車内内装の小変化
大型ガラス化され、枠以外はすべてガラスとなった車端部貫通扉。持ち手も持ちやすく、従来編成よりも軽い力で開けることが出来ます。
31系(第4~9編成)袖仕切り
座席袖仕切りの通路側にあった切り込み穴(スタンションポールの使用を考慮?)が今回の編成から無くなりました。仕切り上部の赤部分も色が濃くなり細くなりました。
5.「プラズマクラスター」のデザイン変更
従来の白単色の「プラズマクラスター」。天井と同色にして目立たないようにしてあります。
白単色から黒を取り入れたデザインに変更された「プラズマクラスター」。黒を取り入れることによって以前よりも存在感が増しました。家電製品とかでありそうなクールなデザインになりましたね。
6.なくなったもの
今回の編成から横長の啓発広告枠・路線案内がなくなりました。
従来の31系。広告枠の上に啓発広告や路線案内の枠が設置されていました。
【御堂筋線】多数の変更点!30000系第10編成が営業運転開始